介護施設の種類まとめ|特養・有料・老健・サ高住・
グループホームを一覧で比較

サイト管理人
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祖父母の施設入居・父親の入院、緩和ケアを経験。実体験をもとに情報をお届けします。
「特養・老健・グループホーム・有料老人ホーム・サ高住……種類が多すぎて、何から調べればいいか分からない」——そんな方のために、この記事では介護施設の全体像を一枚の地図として整理します。
それぞれの施設タイプの特徴、費用の目安、向いている人を一覧で比較。このページを読めば「どのタイプを詳しく調べるか」が見えてきます。

① 介護施設は大きく「公的」と「民間」に分かれる

介護施設の種類は多く見えますが、まず「だれが運営しているか」で2つに分けると整理しやすくなります。

分類 運営主体 代表的な施設 費用の傾向
公的施設 国・自治体・社会福祉法人 特別養護老人ホーム(特養)・介護老人保健施設(老健) 安い(5〜15万円程度)
民間施設 民間企業 介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホーム・グループホーム・サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) やや高め(10〜35万円程度)
💡 まず「急ぎか・急ぎでないか」で分けてみよう
  • 急ぎで入居先が必要→ 民間施設(比較的すぐ入れる)
  • 費用を抑えて長期で考えたい→ 公的施設(特養)を申し込みつつ並行して探す
  • まだ元気だが一人暮らしが心配→ サ高住(介護が必要になる前の住み替え先)
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② 施設タイプ一覧比較表

主要な6タイプを横並びで比較します。費用は2026年時点の目安です。実際の金額は施設や市区町村によって異なりますので、必ず個別にご確認ください。

施設タイプ 対象・要介護度の目安 月額費用の目安
(2026年時点)
特徴 地域制限
特別養護老人ホーム(特養) 要介護3以上・65歳以上 5〜15万円 公的施設で費用が安い。終身入居が基本。ただし待機期間が長い(数ヶ月〜数年) 原則、施設のある市区町村在住か同一都道府県内
介護老人保健施設(老健) 要介護1以上・65歳以上 8〜15万円 病院退院後のリハビリを目的とした施設。在宅復帰を目標とするため長期入居は難しい 基本的に制限なし
グループホーム 認知症の診断あり・要支援2〜要介護5 15〜30万円 認知症の方が少人数(5〜9人)で共同生活。家庭的な雰囲気でスタッフが日常生活を支援 施設と同一市区町村に住民票があること(原則)
介護付き有料老人ホーム 自立〜要介護5(施設による) 15〜35万円 施設スタッフが24時間介護を提供。入居金は0〜数百万円と幅がある。比較的すぐ入居できる 制限なし
住宅型有料老人ホーム 自立〜要介護3程度(施設による) 12〜25万円 生活支援サービスが付いた施設。介護は外部の訪問介護を利用。自由度が高い 制限なし
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) 60歳以上・自立〜軽度要介護 10〜25万円 見守り・生活相談付きの賃貸住宅。介護は外部サービスを個別契約。自由度が高い 制限なし
⚠️ 費用・条件は必ずご確認を
上記の費用はあくまで2026年時点の全国的な目安です。地域差・施設差が大きく、介護保険の自己負担割合(1〜3割)によっても変わります。実際の入居を検討する際は、施設の見学やお住まいの市区町村の窓口でご確認ください。
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③ 各施設タイプの特徴と詳しい解説

特別養護老人ホーム(特養)

公的な介護施設の代表格です。社会福祉法人などが運営し、費用が月5〜15万円程度と民間施設より大幅に安いのが最大の特徴です。入居には要介護3以上という条件があり、希望者が多いため数ヶ月から数年の待機が発生するケースも少なくありません。一度入居すれば終身で生活できる安心感があります。

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介護老人保健施設(老健)

病院を退院した後、自宅へ戻るためのリハビリを行う施設です。医療と介護の両方のサービスが受けられ、費用は月8〜15万円程度。ただし「在宅復帰」を目的とした施設のため、長期間の入居は想定されていません。入院から自宅への橋渡しとして利用する施設です。

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グループホーム

認知症の診断を受けた方が、少人数(5〜9人)で共同生活を送る施設です。家庭的な環境の中でスタッフが一人ひとりの生活リズムに寄り添い、調理・洗濯などの日常活動を一緒に行います。費用は月15〜30万円程度。施設と同じ市区町村に住民票があることが原則条件になっています。

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介護付き有料老人ホーム

民間施設の中でも介護体制が手厚い施設です。都道府県から「特定施設入居者生活介護」の指定を受けており、施設スタッフが24時間介護を提供します。費用は月15〜35万円程度と幅があり、入居一時金は0円から数百万円まで物件によって大きく異なります。待機期間が比較的短く、急ぎの入居先を探している場合に選択肢になります。

住宅型有料老人ホーム

食事・清掃・洗濯などの生活支援サービスが付いた民間施設です。介護付きとの大きな違いは、介護が必要になった場合に施設スタッフではなく外部の訪問介護事業者と個別契約する点です。費用は月12〜25万円程度で、自由度の高い生活を望む方に向いています。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

安否確認と生活相談サービスが付いた高齢者向けの賃貸住宅です。施設ではなく「住まい」という位置づけで、賃貸借契約のため住み替えやすいのが特徴です。費用は月10〜25万円程度。まだ介護は必要ないが一人暮らしが心配、という段階の方の住み替え先として選ばれることが多いです。

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④ 目的別の選び方早見

「どの施設が自分の親に合うか」を判断するとき、要介護度・認知症の有無・予算の3つで絞り込むと候補が見えてきます。

状況 まず検討したい施設タイプ
要介護1〜2・費用を抑えたい 住宅型有料老人ホーム、サ高住。特養は要介護3以上が条件のため対象外
要介護3以上・費用を最優先で抑えたい 特養(公的施設)。ただし待機期間があるため、早めに申し込みを
認知症の診断があり、家庭的な環境を望む グループホーム。住民票の市区町村条件を事前に確認
介護度が重く、すぐに入居先が必要 介護付き有料老人ホーム。24時間の介護体制が整っている
病院退院後のリハビリ・在宅復帰を目指す 老健(介護老人保健施設)。長期入居には向かないため注意
まだ元気・一人暮らしが心配になってきた サ高住。高額な入居一時金が不要で、住み替えやすい
月額15〜35万円の予算があり、手厚い介護を希望 介護付き有料老人ホーム。施設のサービス内容を複数比較すること
💡 施設選びは「今の状態」だけでなく「将来」も考える
  • 今は軽度でも、数年後に介護度が上がったとき住み続けられるか確認する
  • 特養は申し込みから入居まで時間がかかるため、元気なうちから申し込んでおく選択肢もある
  • 複数の施設タイプを並行して検討することで選択肢が広がる
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📌 まとめ

  • 介護施設は「公的施設(特養・老健)」と「民間施設(有料・グループホーム・サ高住)」の2種類に大別される
  • 特養は月5〜15万円と安いが、要介護3以上が条件で待機期間が長い
  • 老健は退院後のリハビリ施設で、長期入居には向かない
  • グループホームは認知症の方向け。同一市区町村の住民票が原則必要
  • 介護付き有料老人ホームは24時間体制で費用は月15〜35万円。すぐ入居しやすい
  • サ高住は「見守り付き賃貸住宅」。元気なうちの住み替え先として選ばれる
  • 費用・要介護度・認知症の有無・緊急度の4軸で候補を絞り込むと選びやすい
  • 費用は2026年時点の目安。詳細は各施設・市区町村窓口に確認を

施設の種類は多いですが、「公的か民間か」「今すぐ必要か」「認知症があるか」の3つで整理すると、検討する施設タイプがかなり絞れてきます。各タイプの詳細は、上のリンクからそれぞれの記事をご覧ください。このサイトが施設選びの第一歩として役立てば幸いです。