老人ホームの費用は月いくら?
相場と内訳を家族目線で解説

サイト管理人
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祖父母の施設入居・父親の入院、緩和ケアを経験。実体験をもとに情報をお届けします。
「親を老人ホームに入れたいけど、毎月いくらかかるの?」——これが一番気になるところですよね。
施設の種類によって月3万円〜30万円以上と幅が広く、「思ったより高かった」と後悔する家族も少なくありません。この記事では、施設タイプ別の費用相場と、費用を抑えるための制度まで、家族目線で丁寧に解説します。

① 老人ホームの月額費用、ぶっちゃけいくら?

結論から言うと、月10〜25万円が現実的な相場です。安い施設では5万円台から、高級施設では50万円を超えることもあります。

一般的な有料老人ホームの月額費用
15〜25万円
※地域・施設・サービス内容によって異なります。2026年時点の情報です。

月額費用は主に以下の3つで構成されています。

💴 月額費用の内訳
  • 居住費:部屋代。個室か多床室かで大きく変わる
  • 食費:1日3食分。月4〜6万円程度が目安
  • 介護サービス費:介護保険が適用される部分。自己負担は1〜3割
  • 日常生活費:洗濯・散髪・レクリエーションなど。月1〜3万円程度

「月15万円」と書いてあっても、別途かかる費用がある施設もあります。見学の際は「月にトータルでいくらかかるか」を必ず確認しましょう。

② 施設タイプ別の費用一覧

施設の種類によって費用は大きく異なります。

施設タイプ 月額費用の目安 入居金 特徴
特別養護老人ホーム(特養) 5〜15万円 なし 公的施設で安価。要介護3以上・待機あり
介護付き有料老人ホーム 15〜35万円 0〜数百万円 24時間介護あり。充実したサービス
住宅型有料老人ホーム 12〜25万円 0〜数十万円 介護は外部サービスを利用
グループホーム 15〜30万円 0〜100万円 認知症専門。少人数で家庭的な環境
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) 10〜25万円 0〜数十万円 比較的自立した方向け。賃貸契約
介護老人保健施設(老健) 8〜15万円 なし リハビリ目的・原則3〜6ヶ月の短期入所
⚠️ 費用は地域差が大きい
同じ施設タイプでも、都市部と地方では月3〜5万円の差が出ることがあります。東京・神奈川などの都市部は全体的に高め。地方への転居も含めて検討する家族も増えています。

③ 入居金って何?必要なの?

民間の有料老人ホームでは、入居時に「入居金(入居一時金)」が必要な場合があります。

入居金とは?

部屋を長期間使う権利を先払いするお金です。0円〜数百万円と幅広く、高級施設では1,000万円を超えることも。月額費用を抑える代わりに入居金が高い施設もあれば、その逆もあります。

💡 入居金の選び方
  • 長く入居する予定なら:入居金あり(月額を抑えられる)
  • 短期〜中期の利用なら:入居金なし(初期費用を抑えられる)
  • 手元資金が少ないなら:入居金0円のプランを選ぶ

また、入居後すぐに退去した場合に「初期償却」と呼ばれる返金されない部分があることも。契約前に返金条件を必ず確認してください。

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④ 費用を抑える方法(介護保険・補助制度)

公的な軽減制度は種類が多いため、介護費用を軽くする制度まとめで仕組みごとに整理しています。それでも支払いが難しい場合は費用が払えない場合の対処法もご覧ください。

「高くて払えない」と諦める前に、使える制度を確認しましょう。知っているかどうかで、毎月の負担が大きく変わります。

介護保険の自己負担は1〜3割

介護サービスにかかる費用は介護保険が適用されます。自己負担は所得に応じて1〜3割。残りは国と自治体が負担します。

補足給付(食費・居住費の補助)

所得・資産が一定以下の場合、特養・老健・ショートステイの食費・居住費が補助されます。申請が必要なので、市区町村の窓口に確認を。

高額介護サービス費制度

1ヶ月の自己負担が上限額を超えた分は払い戻されます。上限額は所得によって異なりますが、一般的な所得の方は月44,400円が上限です(2026年時点。改定される場合があります)。

✅ 費用を抑えるためのチェックリスト
  • 介護保険の負担割合を確認した(1割・2割・3割)
  • 補足給付の対象かどうか確認した
  • 高額介護サービス費制度を知っている
  • 入居金0円プランも比較した
  • 複数の施設から見積もりを取った

⑤ 見学では「総額でいくら」を確認する

見学時に確認したい点は、施設見学で必ず確認したい10のチェックポイントにまとめています。

施設側の説明は「基本料金」ベースになりがちです。見学のときは「月にかかる費用を全部教えてください」と聞くのが正解。個別に見積もりを出してもらうことをおすすめします。

⑥ 費用だけで選ぶと失敗する理由

「とにかく安い施設を」と費用だけで選ぶと、後悔することがあります。

よくある失敗 原因
スタッフが少なくケアが手薄だった 人件費を削って費用を下げていた
自宅から遠くて家族が会いに行けない 安い施設が遠方しかなかった
医療対応が弱く転院が必要になった 費用重視で医療連携を確認していなかった
入居後すぐに「退去してほしい」と言われた 契約内容を細かく確認していなかった
⚠️ 費用は「払い続けられるか」が大事
初月は払えても、5年・10年続くと家族の家計を圧迫することも。無理のない金額かどうか、親の年金・預金でまかなえるかを事前に計算しておきましょう。

費用・立地・医療体制・スタッフの質を総合的に判断するのが、失敗しない施設選びのコツです。

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📌 まとめ

  • 老人ホームの月額費用は施設タイプによって5万〜35万円と幅が広い
  • 一般的な有料老人ホームは月15〜25万円が目安
  • 入居金は0円〜数百万円。長期入居なら入居金ありが有利なことも
  • 介護保険・補足給付・高額介護サービス費で費用を抑えられる
  • パンフレットの金額より、月の総額を必ず確認する
  • 費用だけで選ばず、立地・医療・スタッフも含めて総合判断を

費用の話は複雑で、一人で調べるのは大変です。このサイトでは引き続き、家族目線で役立つ情報をお届けします。施設探しで迷ったら、無料の相談窓口も活用してみてください。